2012年01月16日

祖父のこと

母方の祖父は植木職人で、
川漁師だった。

厚木市の自宅のすぐそばには
相模川が流れていて、
祖父は暇さえあれば
釣りや網打ちに出掛けていた。

小学生の頃のことだが
台風のあと、川が増水すると
よく網打ちに連れて行ってもらった。

胸まである「馬鹿長靴」を履いて
河川敷のグラウンドに張られた
バックネットの裏あたりに
ざぶざぶ入っていき投網を打つと
50~60cmもある鯉がとれたりした。

(いまにして思えば危険きわまりない話だが!)

そんなふうにして採れた
鮎や鮒、ウグイなんかを
塩焼きや甘露煮にして
家人に振舞うのを
祖父はなによりの楽しみにしていた。

祖父は10年ほど前に亡くなったが
彼はこんな世の中を見ずに済んで
・・・よかったのかもしれない。

釣った鮎を食べることはおろか、
足をひたすことすらためらわれるような
川を前にして、
とても悲しんだにちがいないから。

NHK スペシャル「シリーズ原発危機 知られざる放射能汚染~海からの緊急報告」
http://togetter.com/li/242134  
Posted by 独酔舎 at 22:39Comments(0)

2012年01月02日

LIFE(長文です)

母親が発病したのは、5月のことだった。

3月頃から、なんとなく食が細くなって
医者に掛かっても
「震災ストレス」じゃないかとの診断であったという。

春の健康診断でも
特に異常はみあたらなかった。

5月の末に胃カメラを飲んで、
そのまま緊急入院。

某ふ●み野市の総合病院に呼ばれ、
CTの断面映像を見せられた。
産まれてはじめて見る
母親の輪切り(笑)
腹の断面図いっぱいに
真っ白なカタマリが映っている。

それが、ぜ~んぶ胃であるという。

診断は「悪性リンパ腫ではないか」。
「ではないか」というのは、
組織検査の結果が出ていないから、とのこと。

×   ×   ×

それからが大変だった。

胸水や腹水がたまっているのに
「検査の結果が出るまでは
医療行為はできません」という理由で
ひたすら病院のベッドに塩漬け状態。

本人がしつこく訴えたために
カタチばかり腹水は抜いてくれたが

カエルのように膨れたお腹。
それでも三度三度出てくる病院食。

当然食べられるはずもなく、
本人が「食べたい」というものを
つくっては小さいタッパーに入れて
病院に通う毎日

(現場が遠くて、終了時間ぎりぎりにならないと
面会にいけないワタシに代わって
たんぽぽ&あかりが
ほんとうに良く通ってくれました)

その間、二度の組織検査
結果は、いずれも
サンプリングミスだと!

「結果が出ないから
医療行為はできません!(キッパリ)」

梅雨から夏にかけて
母親はみるみる衰弱していった。

×   ×   ×

こりゃいかんというんで
セカンドオピニオン外来をお願いした
日高市の某大学病院。

担当になった若い女医さんが
とにかく溜まりに溜まった腹水を抜いてくださり
その日はベッドの空きがないということで
もとの病院に帰されたのだが、

その日のうちに川越にある
系列の病院のベッドを押さえて
自ら実家に電話を入れてくれた。

×   ×   ×

翌日、転院の手続きをした。
わたしの車の後部座席に布団を2重に敷いて
母親を寝かせた。

病院を出たときの看護師の
「じゃあ●●さん、お元気でね!」
という満面の笑顔は

一生忘れない。

×   ×   ×

新しい病院で
担当になったのは、
栄養不良のアラレちゃんみたいな風貌の
やはり若い女医さんであった。

このひとに会っていなかったら
たぶん、うちら一族は
この正月を祝えていなかったはずだ。

前の病院の診断結果
(またもやサンプリングミス!)
を見たアラレちゃんは

いわば見切り発車で
抗がん剤治療を始めてくれた。

溜まった腹水・胸水も
きれいに抜かれ
(肺が機能しないくらいに
胸水が溜まり、
心臓を圧迫していたらしい)

転院当初、
“一週間がヤマ。自宅に帰れたらもうけもの”
と言われた母親は
みるみる元気をとりもどしていった。

×   ×   ×

12月のおわりに
さいごの抗がん剤投与を終えて
ひとまず「緩解」という診断をもらった。

昨日、ばらばらに暮らしている兄弟が
実家に集まって、正月のお祝いをした。

抗がん剤の副作用で
味覚障害や指先の麻痺が残っていて
たぶん我が家で初めての
店屋物のおせちだったが

みんな、ことしは
正月のお祝いなんかできないと思っていたので
なんというか、とてもいい新年になった。

×   ×   ×

そんなこんなで、

2011年は、たぶん
これまでで一番
ライブの本数が少ない歳になった。
(数えてないけど!)

もちろん、震災のことなんかもあって、
いままでで一番
「いのち」について
「家族」について
考えた歳になった。

あたらしいCDのタイトルは
『LIFE』にしようと思う。   
Posted by 独酔舎 at 04:55Comments(0)

2012年01月01日

暮れの元気なご挨拶2011

東松山『バサラ』 「一級河川荒川団」Liveのゲストで歌い納め。

*「3-11」
*「アストロボーイ」
*「ショッピングモール」

まだ荒川団の出番になってないけど、
とりあえず除夜の鐘は自宅で・・・
ということで帰ってきたら、
激動のウサギ年もあと2分だ。
続きはあとで書きます。
まずはご挨拶まで。

旧年中はお世話になりました!

×   ×   ×

あの3月11日の「揺れ」は、
この国の時間の流れかたすら
大きく変えてしまったような気がするのは

わたしだけですか?

こうして慌しい年の瀬を過ごし、
新品のカレンダーの1ページ目をめくっても

それを節目に気持ちがあらたまるような

それを定点として、このさきの
時間のすごしかたを考えていこうというような

清新な気分が一向に湧いてこないのは

わたしだけですか?

“こよみがひとまわりしたって、
 地球が一回転したって、
 なにひとつ終わっちゃいないじゃないか”

という中途半端なイラダチが

皮膚感覚として
全身を覆っています。

これじゃ、次に進めないじゃないか。

×   ×   ×

そんな気分もこめて、

今夜、『バサラ』のフロアーを埋めた
お客さんたちに向けて吠えてみた。

自分には珍しく、
聴き手がどう思うかとか、
空回りするんじゃないかとか、

そんなこと一切考えず
吠えてみた。

忘れてない自分
くよくよと迷っている自分

あるかどうかわからない
着地点を探しながら、
これからも迷い歯ぎしり
し続けるであろう自分を
刻みつけるために吠えてみた。   
Posted by 独酔舎 at 01:01Comments(0)

2011年12月23日

録音やってます!

CD用音源、だいぶ仕上がってきた。

仮歌の上にわたしのギター・ウクレレ、
おとさんのバンジョーくらいまでは
おとさん自宅スタジオで録音したのだけど

それ以外の楽器と本チャンのボーカルは
もうちょっと落ち着いて録れる環境を・・・

ということで、いつもお世話になっている
東松山『音蔵』を使わせていただきました。

クリスマス前だというのに
極寒のスタジオ
(録音中はエアコンを止めねばなので)
に来ていただいた皆様に感謝。

「ウクレレ時代」から
自分の弾く楽器と声と言葉で
完結する演奏スタイルが
身にしみついてしまっているのだけど

今回、あえてそれを崩していくような
無難でない音、スリリングな音を
要求させていただいています。

・・・パンク/ニューウエイブ世代なんで(爆)

そんなわたしの
ムチャで漠然とした要求にもかかわらず
みんな、それぞれの
のっぴきならない「音」を提案していただいて、
おかげさまでとてつもなくスリリングで楽しい音が
出来上がりつつあります。


鉄道事故がテーマの「Goin' Home」に
(得意のブルースギターを封印して)
血を吐くようなノイズギターを被せてくれた
池ちゃん

家族の限界と
その先の希望を歌った「食卓」に、
涙の出るような儚く靭(つよ)い
ブルースハープをあわせてくれた
ならじんさん

このCDをつくる動機となった
ドキュメンタリー=「3-11」に
天から延びる掌のような
“救い”のピアノを弾いてくれた
ゑ川さん

・・・ありがとうございました。
そして、乞うご期待。

×   ×   ×

さて、そろそろライナーノウツや
ジャケットのデザインなんかも
手をつけねば。


正月休みにやるか?
  
Posted by 独酔舎 at 22:45Comments(0)

2011年12月09日

今年(たぶん)最後のライブです

・・・休みはほとんど録音作業に使ってしまうので。

×   ×   ×

代々木「My Back Pages」にて
楽しみにしていた
中川五郎さんとの共演
(というか、前座なわけですが)

前回ご一緒したのは2006年3月だから
もう4年半にもなります。

(今年の伊吹山でも同じステージに立たせてもらったけど
ユニットだったし、時間帯がかなりずれていたので)

当時はウクレレ弾いて
スタンダードナンバーを歌っていたので
現在のスタイルを観ていただくのは
おそらくはじめてです。

30分くらいいただけるようなので、
ことし一年を振り返りつつ。

『あばよ My Back Pages
 from NG to NG』
 中川五郎 + ながはら元
         OA:独酔舎
12月14日(水)
開演 19:30
CHARGE :\2500
My Back Pages  http://www.zoono.co.jp/
渋谷区代々木1-36-9 理容文化社ビル地下
JR・都営地下鉄大江戸線「代々木駅」徒歩1分弱
新宿南口から徒歩5分
ご予約・お問い合わせ03(5358)3539  
Posted by 独酔舎 at 04:42Comments(0)

2011年11月06日

イサトさん

K藤さん、見てますか~!!

×   ×   ×

はじめて
中川イサトさんを聴いたのは、中学生のとき。
当時学校でいちばんアコースティックギターがうまかった先輩の家で
(ちなみにわたしの中学は
1980年代にしてなおエレキ禁止だった)
いろんな音源をきかせてもらった。

アルディメオラだったり
ドックワトソンだったり
長谷川きよしだったり
「どうだ、こんなの聴くとギターやめたくなるだろう!」
と、何故か得意気に語る三浦先輩(お元気だろうか?)

そんな彼の秘蔵のLPやカセットのなかに
イサトさんのものもあった。

「メロディーと伴奏をいっしょにやっちゃうなんて
スゲェ人だな」と思った。

なんか、大勢で寄ってたかって
音をつくるよりも
ひとりで充分に成り立っている感じが
カッコよく思えたのだ。
・・・このへんの嗜好は
いまもあまり変わっていない。

高校にあがって、同級生や
周囲の「大人」のひとたちから
ごく断片的ながら
イサトさんの曲が入ったカセットを
貸してもらえるようになり、
かたっぱしからダビングした。

当時はハードロックバンドで
レインボーや子供ばんどなんかをやっていたのだが、
そのかたわら、上記のカセットテープを
びろびろになるまで巻き戻して
「六番町Rag」や「西風」
「お多福」「朋美の散歩」なんかを
きりがないほどコピーした。
(もうほとんど弾けなくなってるけど)

18のとき、「浪人」というやつを経験した。
最後の志望校の「不」合格発表を見に行って
(いまはネットで確認できるらしいですね)
浪人が決定したかえりみち

それでも、ものめずらしさで覗いた
桜上水の駅前の中古盤屋で
イサトさんの『1970年』と『黄昏気分』を見つけた。

CDの普及=復刻ブームの前夜であり、
「イサトさんのレコード」の実物を見るのは初めてだった。

家に帰り、レコードに針を落とす(死語)と、
聴きなれないまるっこい歌声が
スピーカーから流れてきた。
ありゃ?

そう。それまでわたしが聴いたイサトさんの音源は
すべてインストばかりだったのだ。

わたしに音源を貸してくれたのが
みんな“ギターを弾くひと”だったので

おそらく、そのひとたちが個人的に編集したカセットや、
1977年の『1310』以降の
ギターソロのみのアルバムを
聴いていたのだと思う。

やわらかなフィンガーピッキングに乗せて語られる
訥々とした歌声に、
しかし、ギターソロ以上にこころが震えたんだ。

佐藤GWANさんの唄が
はじめからスッとからだに入ってきたのも、
イサトさんを聴いていたからだと思う。

(・・・俳優志望だった若き日のGWANさんに
ギターを教えてくれたのはイサトさんだと聞いた。)

今でこそ もっぱら
「押尾コータローの師匠」として知られるイサトさんだが

『五つの赤い風船』つながりの有山じゅんじさん
吉祥寺系シンガーの首魁 故・高田渡さんだって
当然、イサトさんの影響をうけていないはずはない。

今でも、わたしが弾くギターの7割
うたう唄の3割くらいは
直接・間接的な「イサトさん」で成り立っている。
そんなことを、再確認した夜だった。
  
Posted by 独酔舎 at 00:29Comments(0)

2011年11月04日

録音とか、謙さんとか、五郎さんとか

はい、録音してます。

前回はマイク4本たてて
ほぼ一発録録りだったのですが

今回は「宅録の匠」のご協力をあおいで
ちょっとまじめに。

これがなかなか難しいですね。
いろいろといじる余地があると思うと
ああしたい、こうしたいと
身の程知らずにも
どこか甘えが出ます。

一発録りだと
「しょせんこんなもんの自分」
というのが前提にあって、
バサバサと切り捨てながら進んでいく感じだったのですが。

あと、
「ここはピアノだよなぁ」とか、
「ここでハチャメチャなノイズギターを入れたいよなぁ」とか

いろいろ実験的なことも・・・
ああ、きりがない。

×   ×   ×

で、ライブのほうは
かなりおろそかになるわけです。

いまのところ
年内は、前座仕事が2本。

11月26日は
秩父『ホンキートンク』で
北村謙ライブの
オープニングアクト。
http://www.chichibu.ne.jp/~honky/

12月14日は
代々木『マイバックページス』で
中川五郎さん+永原元さんの
オープニングアクト。
http://www.zoono.co.jp/index.shtml

ともに時間は短いですが、

ことしに入って
いろんな人やモノゴトに
影響をうけまくった、
今現在の「こんなもんの自分」を
ぶつけていきたいなと思います。
  
Posted by 独酔舎 at 00:13Comments(0)

2011年11月03日

ノイズ様

予報では、二十何度の小春日になるはずだったのに
小雨がふったりして、
暑いんだか寒いんだかわからない一日でしたね。

あかりさんにせがまれて、熊谷のシネコンに
プリキュアの映画みにいってまいりました。

立場上(?)テレビ版は
ほぼ毎週チェックしてるわけですが、

劇中、敵のボスキャラとして
世界から音楽をうばってしまう悪の権化
「ハウリング」というのが登場して

ごくたまにミキサー卓をいじる身としては
マイルドに心の傷をえぐられたり
(ハウらせたくてハウらせてるんじゃないやい!)

それにしても、
ハイノさんやミズタニさんや
ヒロシゲさんの立場は?
とか、要らん心配をしてしまうのでありました。

でもねでもね、
踏んづけのディレイのツマミいじって
きゅんきゅん発信音出す楽しさ

歪みモノ2個直結して
パッコーンと踏んだときの
ほぼ台無しな爽快感は
きっときっと
良い子のプリキュアたちにも
わかってもらえるとおもうのです。

・・・ちなみにテレビ版のラスボスの名前は
「ノイズ様」と、いいます。
し~らない!  
Posted by 独酔舎 at 23:38Comments(0)

2011年10月23日

おにぎり(あるいは、おむすび) その4

ちなみに、わたしが初めておそわった
おにぎりのつくりかた。

①味噌汁をよそう汁鋺に、ゴハンをこんもり盛り付ける。
 具でもなんでも、このときに入れてしまう。
②もういっこの汁鋺を合わせてふたをする
③ボール状になった物体を、ガ~~~ッと上下に振る。
④できあがり。

・・・おお、なんか まさに
チカラワザっちゅうか
くさいものにフタっちゅうか
今のわたしの生き方そのものだ!!

×   ×   ×

おにぎりってふしぎだなぁ。

昔 たべさせてもらった
おにぎりのことは
こんなに詳細におぼえているのに

そのとき
一緒に入ってた
おかずのことは
なんにも
もうしわけないくらい、
な~んにも覚えていないんだ。

×   ×   ×

ペットボトルのお茶が
発売されたとき
「だれがお茶なんかに
カネを払うもんか!」と思った。

コンビニの棚に
おにぎりがならぶようになったとき
「だれがおにぎりなんかに
カネを払うもんか!」と思った。

・・・いまは、コンビニおにぎりだいすき。
ツナマヨとか、ごましゃけとか
もう、身も蓋もないくらい だいすき。

おにぎりって、不思議なたべものだよな。
あんなに
(文字通り)
「手」がかかってるのに
ぜ~んぜん押し付けがましくなくってさ。

かんたんに済ませようとおもえば
いくらでもかんたんにできて

ゴージャスにしようとおもえば
とことん きりがなくて。

でも、食べるほうにしてみれば
そんな楽屋裏の事情なんか無関係に

ただ、
「特別な日のメニュー」として
てのひらに乗った
そのしっとりと
つやつやした触感が

ああ、今日は特別な日なんだという
不思議な
高揚感が・・・
  
Posted by 独酔舎 at 22:03Comments(0)

2011年10月23日

おにぎり(あるいは、おむすび) その3

ときどきお邪魔する“フォーク居酒屋”
上福岡の「でんつくばんつく」の近所に
「伊勢屋」という和菓子屋さんがある。

和菓子屋だから、本来は
大福とかあんころ餅とかが主力商品なのだけど
わたしは、ここの
五目おにぎりをたべて育った。

茶飯に、
ひじきと油揚げ
紅ショウガが混ぜ込んであって
醤油と酢とごま油の味付けが絶妙で。

まさにマイソウルフード
伊勢屋の五目おにぎり。

でんつくではじめて歌ったとき
初めて遭ったお客さんたちに
MCでこのおにぎりの話をしたら
異常にもりあがってしまって

「ああ、そうか
みんな伊勢屋好きなんだ!」
と 思って、すごくうれしかった。
  
Posted by 独酔舎 at 21:31Comments(0)

2011年10月23日

おにぎり(あるいは、おむすび) その2

思えばわたし自身、
おにぎりの好きな子供であったかもしれない。

×   ×   ×

母親の定番のおにぎりは、
ごはんに「永谷園のお茶漬け」を
ざくざく混ぜて握ったものだった。

父親は豪農の十一人兄弟(!)の末っ子で
およそ 他人のためにメシをつくることなんか
はなからプログラムされていない人間だが

それでもわたしらが
腹をすかせたときには
ソフトボール大のゴハンに
味噌をぬったくったにぎりめしを
たべさせてくれた。

遊園地で
プールサイドで
ほこりっぽい校庭のかたすみで

そんな
巨大で雑なにぎりめしを
なんど喰ったか

思い出せない。
  
Posted by 独酔舎 at 21:22Comments(0)

2011年10月23日

おにぎり(あるいは、おむすび)

就寝前の子供(6歳)が、とつぜん
「おなかすいた!おにぎりたべたい!」と言い出すことがある。

ばんごはんはよく食べたし、
歯も磨いちゃってるし
良くない傾向だなぁ、と思いつつ
それでも数回に一度は

わたしか かぁちゃんの
どちらかが
(せっかく)洗物を終えたばかりの
台所に立つことになる。

大き目のお皿か
マナイタのうえに
ふたつかみっつの
ちいさなゴハンの山をつくり、

それぞれにちがった
ふりかけをまぶして

(こういうときのために
ふりかけやお茶漬けが
安売りしていると
数種類購入しておく)

具はたいてい梅干だけど
(うちの子は
遠足のオヤツに
「干し梅」を買ったくらいの
梅干しフリーク)

瓶詰めのほぐし鮭だったり
明太子だったり
思いつきで、そのときあるものを。

で、一口大に握って
海苔をいいかげんに巻いて
お皿や小鉢のうえに
それらしく並べてみる。

×   ×   ×

もともと食の細い子だし、
くりかえしになるが
晩御飯はきちんとたべているし
そんなにおなかがすいてるわけはないのだ。

ただ、一日が終わってしまって
でも、もうちょっと遊びたかったり
絵本を読んでいたかったり
テレビをみていたかったり

そんなココロのすきまに
一口大のおにぎりが
なんとなくスポッとおさまって

しかたない、おとなしく寝てやるか

という気持ちにさせるのかもしれない。


  
Posted by 独酔舎 at 21:09Comments(0)

2011年10月11日

カンパネルラとカルボナードの間


夏草だらけのホームの上で
赤信号がともっている
汽車なんかどうせ来やしないのにね
駅の名前はカンパネルラ
僕の旅のはじまりの場所

波に洗い清められた
防波堤の先っちょに
二十歳の僕がまだへばりついてた
たどりついたのはカルボナード
石段だらけの漁師町

涼しい風が吹いてくる
トンネルの
奥のほうから

無理矢理に 引き剥がされた
未来の付け根に
滲んだ血が
どうしても 止まらない


海辺の町にはその昔
マハラジャが住んでいた
かなわないことなんか何も無かった
夢のお城は店じまい
眼の高さまではむきだしの赤土

断ち切られてしまったこと
否応無く続いていくこと
それはいいとか悪いとかじゃなく
ただ時間は過ぎていく
カンパネルラとカルボナードの間で

サルベージ船が沖をゆく
今日も暑いよ
そろそろお昼にしないか?

何があろうと腹は減るし
春には花も咲くだろ
みていてごらん
もうすぐさ きっともうすぐさ

夜明け前 浅い眠りの中で
きれぎれの
汽笛の音を聴いたんだ

見上げれば 鉛の空に
青白く光るRailway
その先は
どこにも続いていない

涼しい風が吹いてくる
トンネルの
奥のほうから

無理矢理に 引き剥がされた
未来の付け根に
滲んだ血が
どうしても 止まらない
  
Posted by 独酔舎 at 21:21Comments(1)

2011年07月17日

バンジョー一人旅

7月18日(月・祭)

東松山市沢口町7-4
ギャラリー『七竈(ななかまど)』
北村謙・おと・独酔舎
15時スタート
チャージ2000円
コーヒー付き

クルマでお越しの場合は
国道407号線東松山バイパス
岩鼻運動公園(北)の信号を
東に曲がってください!
お店の裏手のほか、
隣の蕎麦屋の駐車場にも
数台停められます。

・・・この日はわたしも
「バンジョー」弾きます!
  
Posted by 独酔舎 at 01:58Comments(0)

2011年07月03日

7月のライブスケジュール

そういえば昨日、蝉が鳴いてるのに気がついた。
ことしの蝉は、だいぶ周回遅れで夏を追いかけてきたねえ。
がんばって 鳴いて鳴いて、
遅れを取り戻せるかな?

【ライブスケジュール】
★7月9日(金)
「わかば結市」
東武東上線
若葉駅西口広場
16:30~17:00 結市民踊クラブ
17:00~17:35 &(アンドウ)
17:35~18:10 キクリン
18:10~18:45 高島ユータ
18:45~19:20 独酔舎
19:20~19:55 yO'ceans(ヨーシャンズ)
19:55~20:30 モスリン

★7月10日(土)
国立『かけこみ亭』
北村謙・おと・独酔舎
19時スタート
チャージ2000円

★7月17日(日)
第7回SWF企画
春日部『和音』ライブ
SWF 萌香 まこ 
なべひろし おと 
独酔舎 北村謙  他
開演17:30
春日部市中央1-14-21 3階
080-3341-6908 048-797-7837
料金:TC 2,000円+オーダー

★7月18日(月・祭)
東松山『七竈(ななかまど)』
北村謙・おと・独酔舎
15時スタート
チャージ2000円
コーヒー付き

★7月31日(日)
東松山『音蔵』
14時半開場
15時開演
チャージ\1000
飲食持ち込み自由
出演
独酔舎
完治郎
ばーやん
やなぎ   
Posted by 独酔舎 at 06:27Comments(0)

2011年06月18日

明日、加川良さんの前座をやらせていただきます

震災の影響で延期になっていた
加川良さんのライブ@秩父ホンキートンク

晴れて、とはいきませんが、
(・・・まだコトは進行中ですからね)
明晩開催です。

「教訓」「偶成」といった作品群から受ける
剛直で乾いた印象とはうらはらに、
ステージでのMCや
インタビュー記事から受ける
あの捕らえ所のなさは・・・

どんなヒトなんだろう。
楽しみだったり
ちょっと怖かったり。

×   ×   ×

いっしょに前座を務める予定だったばーやんが
欠席されるのはいかにも無念ですが、

ゑ川史子さんとの
(たぶん)はじめての共演も
また楽しみであったりします。

×   ×   ×

さて自分は
なにをどう歌おうか、
毎度毎度
いろいろと思い悩むわけですが、

場に合わせた選曲うんぬんを言うほど
上手くもヒネてもいないものですから

たぶん、いま自分がいちばん
やりたいもの・得意なものを
乗っけてみるのだと思います。

良さんに笑われたって平気だい。

★6/19(日)
加川 良
Live@秩父ホンキートンク
http://www.chichibu.ne.jp/~honky/
OA:独酔舎・ゑ川史子
開場18:00 開演18:30
前売り 3500円
当日  4000円+オーダー    
Posted by 独酔舎 at 21:50Comments(4)

2011年05月10日

関西ツアー

★5/13(金)
京都一乗寺「のん」
京都市左京区一乗寺宮の東町51-11
http://www16.ocn.ne.jp/~cafe-non/
withやなぎ・おと
19:00開演
チャージ¥1500+オーダー

★5/14(土)
向日市「ほっこり弟国」
京都府向日市寺戸町向畑52
075-922-7231
http://www18.ocn.ne.jp/~otokuni/
19:30開演
チャージ\1500
with カンチ&キムラ・おと

★5/15(日)
滋賀
「少年山荘マウンテンフォークフェスティバル」  
Posted by 独酔舎 at 21:02Comments(0)

2011年05月06日

風と土の館

5/3・5/5の二日間、
NPO法人「まちづくり楽会」主催の
野田春フェスタで歌ってきました。
http://npo-net.jp/index.html
会場は東松山郊外の古民家。
お座敷ライブであります。

(photo by おと)
近隣で行われた「ぼたん祭り」と時期が重なったこともあってか、
たくさんのお客様。

5/3
(共演・おと)
*ブルーヘブン
*蘇州夜曲
*アフリカの月
*3.11
*アストロボーイ
*いなだまの国
5/4
(共演・おと・イケ&小高・オボヒロ)
*宿無し
*3.11
*アストロボーイ
*食卓

×   ×   ×

さて、来週末は関西におじゃまします。
あと、震災の影響で延期になっていた
加川良さんのライブも!

【ライブスケジュール】
★5/13(金)
京都一乗寺「のん」
京都市左京区一乗寺宮の東町51-11
http://www16.ocn.ne.jp/~cafe-non/
withやなぎ・おと

★5/14(土)
向日市「ほっこり弟国」
京都府向日市寺戸町向畑52
075-922-7231
http://www18.ocn.ne.jp/~otokuni/
19:30開演
チャージ\1500
with カンチ&キムラ・おと

★5/15(日)
滋賀「マウンテンフォークフェスティバル」

★6/19(日)
加川 良
Live@秩父ホンキートンク
http://www.chichibu.ne.jp/~honky/
OA:独酔舎・ゑ川史子
開場18:00 開演18:30
前売り 3500円
当日  4000円+オーダー 

・・・AND MORE!!   
Posted by 独酔舎 at 06:26Comments(0)

2011年04月28日

理屈ではなく、あえて脊髄反射的に

ことしの春は、どうもイカンな。

頚椎間板ヘルニアは一向よくならず
自分だけは無縁だと思ってた文明病
=花粉症は発症するし

おまけに四六時中地面が揺れてるようで
夜はろくすっぽ寝られず・・・

でもね、こういうときに限って
歌いたい/しゃべりたい
ネタは山盛りだ。

データと単位と化学式に
鼻面引き回され続けた一ヶ月とちょっと。

でも、このへんで
原理原則に立ち返って

Say “No!”

★4/29(金・祭)
「帰って来たヨッパライNight」
開演19時
チャージ:投げ銭
東武東上線 上福岡駅西口 徒歩3分
和菓子の伊勢屋前 一福通り
http://www2.tbb.t-com.ne.jp/dentukubantuku/
出演
 &(あんどぅ)
 独酔舎
 ダディ津田(from九州)

★5/1(日)
ライブスタジオ『イマジン』
東松山市箭弓町1-11-2
「バサラ」2F
東松山駅徒歩3分
開演3時
チャージ500円+投げ銭
飲食持ち込み自由
出演
 独酔舎
 miti
 おと
 MOGAMI
 よしだかずを(from岩手)  
Posted by 独酔舎 at 21:59Comments(0)

2011年03月23日

夏時間

震災/原発事故をきっかけに
サマータイムが検討されているとか。
当然、そういう流れでしょう。
時短&多様化って意味でも、良いことなんだと思います。

もちろん、エアコン効かせた部屋でゴロゴロしてたら意味ないですが。

わたしのお勧めは、しいたけやお茶の栽培に使う遮光ネット。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%AF-%E3%83%8F%E3%83%88%E3%83%A1%E4%BB%98%E9%81%AE%E5%85%89%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88-2%C3%976m-%E9%81%AE%E5%85%89%E7%8E%8770/dp/B000FMNM7G
リンクは2×6mのシートですが、農協やホームセンターに行けば
メートル単位で切り売りされてます。

これを張った下で昼寝なんて最高ですって。
もちろん、下はアスファルトじゃないほうがいいです。

いろいろアイデア持ち寄って、
「6000万キロワット/時なんて必要ない」ことを証明したいです。

・・・で、わたしの一番好きなボーカリストの名曲を。
http://www.youtube.com/watch?v=mzNEgcqWDG4&feature=player_embedded  
Posted by 独酔舎 at 06:00Comments(0)